社学共創本部とは

ご挨拶

本部長
永田 靖

社学共創本部は、2017年8月に新しく設置されました。大学の研究教育に社会の声をいっそう反映させ、社会への貢献をさらに加速させるべく生まれた組織です。大阪大学では21世紀懐徳堂、総合学術博物館、適塾記念センター、アーカイブズという、それぞれの特色ある4組織が大阪大学らしい社学連携活動を展開してきましたが、これからの世界では、それら個別の活動のみではなく、より組織的で機動力のある活動が求められます。そのためにこれら4組織を母体に新しく「社学共創」の拠点をスタートさせました。

これからの世界には軸になる指針はしばしば不明瞭で、かつ複雑化し、単純な思考では解決の道筋すら見えて来ないことが多いでしょう。それぞれの小さな諸課題はグローバルな規模の諸課題と密接に結びつき、その逆の場合もあります。私たちは、一筋縄では解きほぐすことすらできないような問題の網の目の中に、不安、不透明性、疎外感などと共に掠め取られてしまっているかのようです。このような時代に、大学が今まで以上に地域社会の諸課題と向き合い、その解決に尽力することが必要であるのは明らかです。

社学共創本部は、このような時代に未来への道筋を見いだすべく、大学の研究教育を「社会共創」の視点と結びつけ、地域社会の諸課題の解決に尽力していきます。今後とも市民の皆様のご支援とご協力をいただけましたら幸甚です。

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組織について

社学共創本部では、世界に開かれた社学共創事業を推進するため、従来の社学連携活動の枠にとらわれない連携組織を構築しようと考えています。大学内に閉じるのではなく、市民、企業、自治体、国内外の諸機関など(以下「社会等」)と共創して、新しい社学共創事業の推進を行うとともに、その拠点形成を行います。

まず既存組織である21世紀懐徳堂、総合学術博物館、適塾記念センター、アーカイブズの経験と実績を土台に、各組織の教員を本部への配置換えを行い、新たに4部門を設置しました。

より広範で自在な社会共創との取組を企画し実施していく「社学共創フロンティア部門」、社会との相互の編み合わせ(インターウィーヴ)を進め、地域社会と大学との相互交流をいっそう加速させる「インターウィーヴ共創部門」、新しいスタイルの社会人教育を模索し実践する「共創エデュケーション部門」、学内の研究資源や資料のリサーチやデータ解析を社会共創に結びつける「パブリック・リサーチ部門」です。

また実際の共創活動を実践していくために、学外の諸機関や諸団体とそれぞれの諸課題の解決のための「大阪大学社学共創クラスター」を組織し、人間的な関係を基礎にした社学共創を進めていきます。

既存の4組織のミッションもこれまで同様に遂行しながら、この新しい大阪大学の「社学共創」事業に取り組み、大阪大学らしい社学共創のスタイルを確立します。

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社学共創フロンティア部門

社学共創フロンティア部門は、本学の社学共創活動の窓口として、市民・学外組織との協働による委員会や各種クラスターから派生したプロジェクトを通じて、より広範で自在な社学共創事業を企画・実施する役割を担っています。主な活動イメージは、さまざまな組織や個人との対話の場の構築と人的交流による社会的課題の探求、ヘリテージリソース(普遍的な知)を有効活用した先端研究・基礎研究のアウトリーチの先進的モデルの推進、社会に潜在する多様な価値観(潜在知)と大学の戦略的ブランディング(新しい知)との相互包摂による事業・プログラム開発などです。また、中之島アゴラ案の実現に資するべく、中之島の地理的優位性を利用した社学共創と産学共創との連携によって、人文社会科学も含めたUniversity4.0モデルの提案とともに、共創的イノベーションの創出による新しい社会共創事業のソフトパワーの好循環を目指します。

インターウィーヴ共創部門

インターウィーヴ共創部門は、社会と本学との相互の編み合わせ(インターウィーヴ)によって地域社会との相互交流を推進し、市民と本学とのより深化した共創関係を構築する役割を担っています。これまで21世紀懐徳堂、総合学術博物館、適塾記念センター、アーカイブズが実施してきたアウトリーチ活動や社会文化事業(講座・講演会・シンポジウム・カフェなど)を、社学共創クラスターを中心とした取り組みにシフトさせ、効率的かつ組織的な事業へと転換していきます。社学共創クラスター間の連携や市民ボランティアの活用などにより、市民との対話を積極的に行い、社会と本学の複眼的視点から社会的ニーズを探求します。将来的には、これら社会文化事業を活用した社会人教育のプログラム化やコンセッション方式の導入による事業展開も視野に入れ、地域社会と本学との共創に貢献していきます。

共創エデュケーション部門

共創エデュケーション部門は、社学共創を軸とした教育プログラムの企画・実施を通じて、社学共創的人材を育成することを目指します。社会を構成する市民、さまざまな団体が現代の複雑な諸課題に直面するなかで、大学には、そうした課題解決に向けてみずからの「知」を結び付けていく姿勢、いわば「社学共創マインド」、そして、そうしたマインドを持った人びとを育成していくことが強く求められています。

本学には、これまで21世紀懐徳堂、総合学術博物館、適塾記念センター、アーカイブズ、さらには、本学を構成する各部局による、社学連携を意識した教育プログラムの実績があります。これらを、社学共創の観点から再定置し、社会との対話を通じて社学共創的人材育成のプロジェクトを展開します。そして、こうしたプロジェクトの立案・実施に本学教員、学生、さらには多くの市民が「共創」することを通じて、「社学共創マインド」を持った人びとが、社会で活躍・貢献していく人材育成の好循環を構築していきたいと考えます。

パブリック・リサーチ部門

パブリック・リサーチ部門は、主に研究資源リサーチとデータ解析を行い、社学共創本部の成果を発信する役割を担っています。大阪大学の各部局が保有している実に多様な研究資源をリサーチして、社学共創の観点から新たなデータベースを構築し学内外に提供していきます。受講生情報、社会事業開催情報、アウトリーチ情報、受講生アンケート集計等を、社学共創を発展させる観点からデータビリティ機構とも連携しつつ解析し、各種の事業に役立てることも重要な仕事です。また、社学共創本部の成果をHPや刊行物等により広く社会に発信するとともに、各ステークホルダーからのフィードバックを行い、社会との共創関係をより強固なものにしていきます。こうした活動を通じ、適塾や懐徳堂という歴史的な文化遺産を持つ大阪大学の強みを生かして、他大学にはない独自の社学共創マインドを醸成し、大阪大学のブランド力の向上を図ろうと考えています。

社学共創本部構成員

本部長 永田 靖
(副学長、兼 21世紀懐徳堂学主、総合学術博物館館長)
副本部長 上田 貴洋 (兼 総合学術博物館教授)
社学共創フロンティア部門
部門長
木ノ下 智恵子 (兼 21世紀懐徳堂准教授)
インターウィーヴ共創部門
部門長
上田 貴洋 (兼 総合学術博物館教授)
共創エデュケーション部門
部門長
三阪 佳弘 (適塾記念センター長)
パブリック・リサーチ部門
部門長
高橋 明男 (アーカイブズ室長)
教授 菅 真城 (兼 アーカイブズ教授)
教授 橋爪 節也 (兼 総合学術博物館教授)
准教授 髙橋 京子 (兼 総合学術博物館准教授)
准教授 豊田 二郎 (兼 総合学術博物館准教授)
准教授 松永 和浩 (兼 適塾記念センター准教授)
准教授 宮久保 圭祐 (兼 総合学術博物館准教授)
助教 横田 洋 (兼 総合学術博物館助教)
特任助教 佐伯 康考

総合学術博物館

特任講師 伊藤 謙
特任助教 髙浦 佳代子

適塾記念センター

特任研究員 尾﨑 真理
特任研究員 二宮 美鈴

21世紀懐徳堂

特任研究員 澤村 有生
特任研究員 肥後 楽

オブザーバー

副理事
(主担当:社学共創)
寺田 健太郎 (共創機構)
副理事
(主担当:社学共創)
米田 信子 (共創機構)

事業概要

大阪大学社学共創クラスター

「大阪大学社学共創クラスター」(以下「クラスター」)とは大阪大学と学外の諸機関や諸団体との共創の場です。そこでは、既存の取り組みも含めて、学外の社会等と共創し、各種の対話の機会の場を設け、それぞれの諸課題について話し合いを進めます。このクラスターは大阪大学の社学共創のフロントエンドとして機能し、大阪大学の様々な研究シーズと編み合わせることで、活動資金などを求めつつ、それら諸課題への解決の糸口を探求していきます。その結果、各種の共創事業や共同研究、人的交流を生み出します。

2017年度設置

能勢町文化活性化クラスター ▼

大阪府北部に位置する能勢町は自然豊かな環境にあり、伝統文化も豊富に存在しています。近年は過疎化傾向が深刻な課題となっており、能勢町の側からも地域活性化についての各種相談や協力の要請が寄せられています。本クラスターでは能勢町の伝統文化、とりわけ江戸時代より200年の歴史を持つ素浄瑠璃と、近年設立された能勢町立「淨るりシアター」、及び人形浄瑠璃劇団「鹿角座」と共創し、課題解決と研究会を重ね、持続的な活性化事業を展開していきます。2017年11月3日に大阪大学にて、また2018年6月1日に能勢淨るりシアターにて、ワークショップを行いました。映像等で能勢人形浄瑠璃を紹介するほか、能勢人形浄瑠璃「鹿角座」メンバーの協力により、人形遣いの体験も行いました。

【クラスター構成員】

・永田     靖(大阪大学大学院文学研究科教授)
・松田 正弘(能勢淨るりシアター館長)
・土取 ふさ子(能勢淨るりシアター制作部)
・横田     洋(大阪大学共創機構社学共創本部助教(兼 総合学術博物館助教))
・山崎 達哉(大阪大学総合学術博物館特任研究員)

博覧会の時代
- EXPO '70 大阪万博の再検証 ▼

「ハンパクニュース」

EXPO '70大阪万国博覧会から半世紀の記念の年を2020年に迎えます。大阪万博は日本の高度成長を象徴すると共に、鉄道・道路など都市建設やベッドタウンなど郊外開発、国際化、文化芸術の発展、生活スタイルの変化など、戦後社会を大きく変動させる要因となりました。大阪大学もお祭り広場設計に上田篤研究室が関与したほか、吹田キャンパスの一部を会場として貸し出すなど歴史的にも深い関係があります。 本クラスターではEXPO '70が何であったかを再検証することによって、未来の大阪の都市や大学のあり方を考察し、実際の計画にも貢献することをめざします。

【クラスター構成員】

・橋爪 節也(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 総合学術博物館教授))
・横田     洋(大阪大学共創機構社学共創本部助教(兼 総合学術博物館助教))
・加藤 瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)
・菅     真城(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 アーカイブズ教授))
・中牧 弘允(北大阪ミュージアムネットワーク、吹田市立博物館館長)
・末永     航(特定非営利活動法人NPO大阪美術市民会議代表)
・中島     淳(株式会社140B代表取締役)
・池永 寛明(大阪ガスエネルギー・文化研究所所長)
・乾     健一(大阪大学万博研究会代表)

文化情報発信拠点としての
大阪・中之島の再検証 ▼

大正後期の中之島「大阪市パノラマ地図」より

大阪市北区中之島は、江戸時代に諸藩の蔵屋敷が建ち並び、近代には行政や金融、マスコミ、公会堂や図書館、音楽ホールに劇場、美術展示場が密集した「シビックセンター」として成長しました。また大阪帝国大学の発祥の地として重要です。この付近に関係した文化施設には、緑柳館(能楽堂)、中之島公園奏楽堂、大阪市中央公会堂、大阪府立図書館、朝日会館、グタイピナコテカ、フェスティバルホール、大阪市立東洋陶磁美術館、国立国際美術館、大阪新美術館(仮称)、香雪美術館、アートエリアB1などが島内にあります。このクラスターにおいて中之島に集中した文化施設群を再検証し実態を解明することは、大阪の歴史や文化芸術を語る上でも重要であり、それによって、単に歴史の問題に留まらず、中之島地区に計画されている本学施設の他、将来的な大阪都心のまちづくりの推進に貢献することをめざします。

【クラスター構成員】

・橋爪 節也(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 総合学術博物館教授))
・横田     洋(大阪大学共創機構社学共創本部助教(兼 総合学術博物館助教))
・加藤 瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)
・菅     真城(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 アーカイブズ教授))
・中島     淳(株式会社140B代表取締役)
・黒田     毅(大阪市中央公会堂副館長)
・末永     航(特定非営利活動法人NPO大阪美術市民会議代表)
・池永 寛明(大阪ガスエネルギー・文化研究所所長)

適塾お庭再生プロジェクト
適塾グッズ開発プロジェクト ▼

適塾は解体修復工事(昭和の大改修)を終えた昭和55年(1980)から一般公開されており、現在まで多くの方に来訪いただいています。文化施設においては海外はもちろん、国内でも近年では関連グッズが充実しているところも多くあります。適塾でも新たな関連グッズの開発が待たれています。本プロジェクトでは、地域住民や団体をはじめ広く一般の方々のアイデアを取り入れ、より魅力的なグッズ開発を目指します。

【クラスター構成員】

・三阪 佳弘(大阪大学適塾記念センター長(大学院高等司法研究科教授))
・平田 正和(工房レストア代表取締役社長)
・川上     潤(愛日連合新興町会長、緒方洪庵記念財団専務理事・事務長)
・川村 聖美(船場経済新聞記者)
・島田 昌一(大阪大学大学院医学系研究科教授、適塾記念会幹事長)
・松永 和浩(大阪大学共創機構社学共創本部准教授(兼 適塾記念センター准教授))

適塾ボランティア ▼

適塾は幕末の蘭方医・緒方洪庵が開いた蘭学塾で、福沢諭吉・長与専斎等、日本の近代化に貢献する人材を多数輩出したことで知られています。大阪大学適塾記念センターおよび適塾記念会では、国史跡・重要文化財である適塾の維持・管理と、緒方洪庵と適塾生の業績を顕彰するための様々な取り組みを行っています。本クラスターでは適塾記念センター・適塾記念会の活動に主体的に参画する人材を社会に求め、本学とともに適塾を守り伝えていく担い手を増やしたいと考えます。それにより地域社会の重要な文化的資源として適塾の価値を、広く社会へ発信していくことをめざします。

【クラスター構成員】

・三阪 佳弘(大阪大学適塾記念センター長(大学院高等司法研究科教授))
・平田 正和(工房レストア代表取締役社長)
・川上     潤(愛日連合新興町会長、緒方洪庵記念財団専務理事・事務長)
・川村 聖美(船場経済新聞記者)
・島田 昌一(大阪大学大学院医学系研究科教授、適塾記念会幹事長)
・松永 和浩(大阪大学共創機構社学共創本部准教授(兼 適塾記念センター准教授))
・森椙 正則

社学共創拠点
「アートエリアB1」の共同運営 ▼

「アートエリアB1」外観(webより引用掲載)

大阪大学では、2006年(京阪電車中之島線建設期間中)から、京阪GH(株)とNPO法人ダンスボックスと共に、都市空間における駅の可能性を模索する事業を実施し、2008年からなにわ橋駅の地下1階コンコースに「アートエリアB1」を開設しています。以後、大阪大学による対話プログラム「ラボカフェ」や、三者共同による企画展「鉄道芸術祭」・「サーチプロジェクト」などを通じて、大学・企業・NPOの共同運営による社学共創拠点として、社会的評価を得ています。2018年の10周年を節目に、三者共同組織の利点と実績を活かし、中之島各所をつなぐHUBとして機能すべく、より社会に開かれた【知と感性のネットワーク拠点】の深化と拡張を目指します。

【クラスター構成員】

・小川 哲生(大阪大学理事・副学長)
・永田     靖(大阪大学共創機構社学共創本部長・21世紀懐徳堂学主)
・上田 貴洋(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 総合学術博物館教授))
・木ノ下 智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部准教授(兼 21世紀懐徳堂准教授))
・江藤     知(京阪HD株式会社経営統括室事業推進担当部長)
・岡田     洋(京阪HD株式会社経営統括室事業推進担当課長)
・島岡 弘賢(京阪HD株式会社経営統括室事業推進担当課長)
・川上 卓男(京阪HD株式会社経営統括室事業推進担当)
・大谷     燠(NPO法人ダンスボックス理事長/エグゼクティブ・ディレクター)
・文(NPO法人ダンスボックス事務局長)
・塚原 悠也(NPO法人ダンスボックスディレクター)
・岩本 順平(NPO法人ダンスボックスPRディレクター)
・久保田 テツ(大阪音楽大学 准教授)
・服部 滋樹(Graf代表、一般社団法人アートエリアビーワン理事)
・川口 万喜(一般社団法人アートエリアビーワン)
・清澤 暁子(一般社団法人アートエリアビーワン)
・多胡 真佐子(一般社団法人アートエリアビーワン)

「下町三都物語2016-2019」の
共創を通じた社会課題の検証 ▼

「下町物語2017」シンポジウム(撮影:福永一夫)

日本各地では、地域活性化やコミュニティ形成、東京オリンピックなどに関連した様々な文化事業が実施され、近年、その役割や意義、評価検証が必要となっています。本クラスターでは、そのような全国的な社会課題にもとづき、神戸新長田・大阪釜ヶ崎・京都崇仁の3地域を舞台にして、国際的に活躍する美術家・文筆家の森村泰昌と、各地域の共同者やドキュメントなどのプロフェッショナルとともに、3カ年のプロジェクトを展開します。主には、美学・社会学・都市計画などを射程に、下町的なるものをめぐる諸活動を通じて、欧米諸国とアジア、庶民文化と都市開発など、“私たち”の価値観を醸成する事物を検証し、最終的には諸課題への回答となるようなメディアの共創を目指します。

【クラスター構成員】

・木ノ下 智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部 准教授(兼 21世紀懐徳堂准教授))
・森村 泰昌(美術家・文筆家)
・石原 友明(京都市立芸術大学芸術資源研究センター 所長)
・佐藤 知久(京都市立芸術大学芸術資源研究センター 准教授)
・上田 假奈代(詩人、こえとことばとこころの部屋cocoroom代表)
・山田 創平(社会学者 京都精華大学人文学部総合人文学科長・社会連携センター長)
・岩本 順平(新長田アートコモンズ実行委員会事務局)
・西川 文章(プロジェクトスタッフ(音響・録音編集))
・加藤 文崇(プロジェクトスタッフ(映像・撮影編集))
・福永 一夫(プロジェクトスタッフ(スチール撮影))
・大村 邦男(プロジェクトスタッフ(制作補))
・仲川 あい(プロジェクトスタッフ(制作補))
・川西     遥(プロジェクトスタッフ(制作補))

クリエイティブアイランド・ラボ
 中之島 ▼

シンポジウム「中之島クリエイティブ・アイランドの可能性」

中之島は、水都大阪を象徴する地域であるとともに、社会を構成する多様な機関が集積する特異性があり、「特定都市再生緊急整備地域」や「広域避難場所」にも指定されています。よって中之島の施設・組織等では、それぞれが多様な人材を有し、様々な事業や活動を展開しています。今後は、そうした個別の活動や拠点、人材を効果的に結びつけるための「対話」の場や、仕組みづくりが不可欠です。そこで本クラスターでは、中之島全体を創造的な実験島と捉えた多義的なシンクタンク機能を意味する「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」というブランディング・コンセプトを掲げ、都市の再耕や魅力創造、防災などのエリアマネジメントに資するネットワーク事業の展開を目指します。

【クラスター構成員】

・木ノ下 智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部准教授(兼 21世紀懐徳堂准教授))
・小川 哲生(大阪大学理事・副学長)
・寺田 健太郎(大阪大学副理事(主担当:社学共創)(大学院理学研究科教授))
・岸田 文夫(中之島まちみらい協議会代表幹事)
・黒川 賢一(中之島まちみらい協議会事務局)
・田中 智彦(中之島まちみらい協議会事務局)
・植木 啓子(大阪新美術館建設準備室主任学芸員)
・荒川 淳史(科学技術振興機構 「科学と社会」推進部部長)
・寺田 由香利(科学技術振興機構 「科学と社会」推進部)
・松原 眞由美(オフィスイン代表取締役)
・塚原 悠也(アートエリアB1運営委員、NPO法人ダンスボックス ディレクター)
・久保田 テツ(アートエリアB1運営委員、大阪音楽大学 准教授)
・服部 滋樹(Graf代表、一般社団法人アートエリアビーワン理事)
・川口 万喜(一般社団法人アートエリアビーワン)
・清澤 暁子(一般社団法人アートエリアビーワン)
・多胡 真佐子(一般社団法人アートエリアビーワン)

異文化理解クラスター ▼

本クラスターは、2017年に外交関係樹立150周年を迎えた日本とデンマークの関係の深化に貢献することを第1の目的とします。さらに、デンマーク・日本の2国間交流に限定することなく、異分野異文化交流が何をもたらし、これからの社会にどのように役立つのか、大阪府内を中心とした関西圏の市民と共創して、グローバルな観点から社会を考える場を創出し、地域社会におけるグローバル意識の醸成を促進することを第2の目的とします。2017年度には、一般市民を対象として3回の社学共創イベントを、それぞれデンマークにゆかりの深い企業・大使館の後援のもとに開催しました。

【クラスター構成員】

・田辺     欧(大阪大学大学院言語文化研究科教授)
・大辺 理恵(大阪大学外国語学部非常勤講師)
・さくらこりん(一般社団法人KIO代表理事)
・肥後     楽(大阪大学21世紀懐徳堂特任研究員)

豊中市理科教育啓発クラスター ▼

本クラスターは、豊中市の小中学生を中心とした理科教育啓発に、豊中市教育センターと共創して取り組むクラスターです。豊中市では、子供たちの自由な発想を伸ばす自由研究を長年にわたって継続しており、自由研究の作品展である「豊中市小中学生理科展」は長い歴史をもっています。本学総合学術博物館は、2011年度以降、豊中市教育センターと連携して、出品作品を対象に優秀作品の選考・表彰を行い、子供たちの自由研究に取り組むモチベーションの向上に努めてきました。2017年度は特に優れた作品7件を選考し表彰を行いました。また、2017年12月1日~8日にかけて本学待兼山修学館において、これら7件を含む優秀作品12点をサテライト展示(2018年12月1日~8日)するとともに、有志児童による作品紹介の発表会(2018年12月8日)を開催しました。

【クラスター構成員】

・上田 貴洋(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 総合学術博物館教授))
・永田     靖(大阪大学副学長(総合学術博物館長、大学院文学研究科教授))
・寺田 泰子(豊中市教育センター所長)
・北村 崇子(豊中市教育センター情報科学係主査)

大阪府教育委員会と大阪大学の協働による
「外国にルーツをもつ府立高等学校生徒への支援」クラスター ▼

大阪府立高等学校に在籍する外国にルーツをもつ生徒の学習や学校生活を支援するために、大阪大学と大阪府教育委員会が連携し、各高等学校へ「多言語学習支援員」として大阪大学の学生を派遣します。これにより、地域の各高等学校における生徒指導・生活指導の向上に貢献します。また、大阪大学の学生にとっては、将来のキャリアに繋がる社会的経験となること、留学生にとっては母語を活かした社会貢献を通して自尊心を高め、日本の学校文化に親しむ機会となることが期待されます。

【クラスター構成員】

・岡部 美香(大阪大学大学院人間科学研究科准教授・未来共創センター兼任准教授)
・米田 信子(大阪大学副理事(主担当:社学共創)、大学院言語文化研究科教授)
・真嶋 潤子(大阪大学大学院言語文化研究科教授)
・西口 光一(大阪大学国際教育交流センター教授)
・榎井     縁(大阪大学未来戦略機構准教授)
・笠井     博(大阪府教育庁教育振興室高等学校課生徒指導グループ首席指導主事)
・高階 章一(大阪府教育庁教育振興室高等学校課生徒指導グループ主任指導主事)

2018年度設置

大阪市理科系博物館連携クラスター ▼

本クラスターは、大阪市の理科系博物館と大阪大学大学院理学研究科/総合学術博物館とが共創して取り組むクラスターです。組織的な連携を活かし、お茶の間の身近なサイエンスから最先端研究までを網羅した科学普及活動の企画・立案、研究者と学芸員の様々な交流、小学生からシニアまでの広い世代にわたる生涯学習の推進、大学生・大学院生の科学コミュニケーション能力の増進など、包括的かつ持続可能な理科啓発事業と理系人材育成を展開していくこと目指します。

【クラスター構成員】

・寺田 健太郎(大阪大学大学院理学研究科教授・副理事(主担当:社学共創))
・小川 哲生(大阪大学理事・副学長)
・上田 貴洋(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼総合学術博物館教授))
・斎藤 吉彦(大阪市立科学館長)
・江越     航(大阪市立科学館学芸員)
・川端 清司(大阪市立自然史博物館学芸課長)
・佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館学芸課長代理)
・橋本 幸士(大阪大学大学院理学研究科教授)

豊中市民学知還元クラスター ▼

本クラスターでは、本学総合学術博物館が豊中市立中央公民館と共創し、大阪大学の学知を地域社会に還元する取組である「サイエンスカフェ@待兼山」および「サイエンスカフェ@中央公民館」を通して、持続的な生涯学習事業を展開していきます。今年度も平成31年1月から3月にかけて、「サイエンスカフェ@待兼山」を5~6タイトル、「サイエンスカフェ@中央公民館」を3タイトル程度実施し、本学の豊中市民に対する持続的な学知還元と同市の生涯学習事業のサポートを展開していきます。

【クラスター構成員】

・上田 貴洋(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 総合学術博物館教授))
・豊田 二郎(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 総合学術博物館准教授))
・横田     洋(大阪大学共創機構社学共創本部教授(兼 総合学術博物館助教))
・半田 直人(大阪大学総合学術博物館技術補佐員)
・小川 弘明(豊中市立中央公民館長)
・田中     勲(豊中市立中央公民館市民協働部中部地域連携センター主査)
・久木 耕治(豊中市立中央公民館市民協働部中部地域連携センター主事)

外国にルーツを持つ子どもたちのための
学習支援クラスター ▼

大阪府に在籍する日本語指導が必要な児童生徒は外国籍2,275名、日本国籍755名(2016年6月)に達するなど増加が著しく、教育現場での対応が大きな課題となっています。

そうした中、2005年から小中学校教諭やNPOによって、外国にルーツを持つ子どもたちを対象とした土曜日補習事業が行われてきました。語学力不足などによって授業で遅れが出るケースが多いうえ、「外国人生徒入学者選抜」などの入試制度についての情報も不足しがちであり、彼らへのサポートは必要不可欠です。本クラスタ-では、外国にルーツを持つ子どもたちのための学習支援のため、多様な団体・個人と共創しながら土曜日補習を中心とした活動に取り組んでいきます。

【クラスター構成員】

・佐伯 康考(大阪大学共創機構社学共創本部特任助教)
・坪内 好子(NPO法人おおさかこども多文化センター理事)
・児島 良謙(NPO法人おおさかこども多文化センター サタディクラス代表)
・栗山 智帆(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社政策研究本部)
・川口 祐有子(NPO法人まなびや@KYUBUN代表)
・柴田 智也(一般社団法人共同通信社名古屋編集部)

阪大外国語学部×みのお市民活動センター
マンスリー多文化サロン ▼

多くの外国人市民が暮らす箕面市では、個々の多文化交流の取り組みが行われてきていますが、それらを発展させるためには、まとまった活動を組織的かつ定期的に実施していく必要があります。本クラスターでは、外国語学部とみのお市民活動センターとの共創を基盤として、市民の相互交流による国際理解の活性化を図ります。さらに「箕面から世界へ、世界から箕面へ」を目指し、多文化共生の促進を目的とします。

【クラスター構成員】

・永原 順子(大阪大学大学院言語文化研究科助教)
・米田 信子(大阪大学副理事(主担当:社学共創)、大学院言語文化研究科教授)
・須貝 昭子(特定非営利活動法人市民活動フォーラムみのお理事長)
・牧野 紀之(特定非営利活動法人市民活動フォーラムみのお理事・事務局長、みのお市民活動センター・センター長)

箕面船場まちづくり・エリアマネジメント
プロジェクト ▼

まちあるき会の様子(2017年11月)

大阪大学箕面新キャンパス整備移転(新キャンパスコンセプト)に関連して、地域の諸課題(子育て、環境・防災、交通、文化等の個別テーマを含むまちづくり)に関する協議と解決へ向けた検討の協力を行い、大学として地域に貢献することで、周辺地域(主に国道171号線より南側の箕面市域)との良好な信頼関係をの構築を目指します。また、市民、民間地権者等との共創により、箕面新キャンパスの発展と、地域コミュニティの活性化につなげていきたいと考えています。

【クラスター構成員】

・小林 利彰(箕面船場まちづくり協議会代表理事)
・南里 吉彦(箕面船場まちづくり協議会事務局)
・吉岡 聡司(大阪大学サステイナブルキャンパスオフィス キャンパスデザイン部門准教授)
・池内 祥見(大阪大学サステイナブルキャンパスオフィス キャンパスデザイン部門助教)
・米田 信子(大阪大学副理事(主担当:社学共創)、大学院言語文化研究科教授)
・佐伯 康考(大阪大学共創機構社学共創本部特任助教)

地方自治体における
公文書管理と保存クラスター ▼

クラスター立ち上げ会合(2018年9月3日大阪大学豊中キャンパスにて)

地方自治体においては、自治体運営に関する説明責任を果たすために、公文書を適切に作成・管理し、重要な文書を保存していくことが求められています。また、それぞれの地史・地政研究のためには、自治体の公文書が保存されているだけでなく、私有の重要文書を発掘しあるいは寄贈されて、自治体がその保存を引き受けていくことも必要です。このクラスターでは、公文書管理と保存の現状を踏まえて、そのあり方を大阪大学と大学近隣の自治体の担当者が共に考え、課題の解決のための方策を検討します。

【クラスター構成員】

・高橋 明男(大阪大学共創機構社学共創本部パブリック・リサーチ部門長(兼アーカイブズ室長))
・菅 真城(大阪大学共創機構社学共創本部社学共創本部教授)
・松永 和弘(大阪大学共創機構社学共創本部社学共創本部准教授)
・谷高 滋子(大阪府府民文化部府政情報室情報公開課公文書グループ課長補佐)
・森井 美満(大阪府府民文化部府政情報室情報公開課公文書グループ主任専門員)
・武田 克彦(池田市教育委員会教育部生涯学習推進課長)
・細谷 勘介(池田市教育委員会教育部生涯学習推進課主幹)
・藤本 智裕(池田市市長公室広聴文書課長)
・高橋 繁生(池田市市長公室広聴文書課主幹)
・藤田 文彦(吹田市総務部法制室長)
・岡田 貴樹(吹田市総務部法制室参事)
・北川 裕司(高槻市総務部法務課副主幹)
・梅本 裕一(豊中市総務部行政総務課主幹兼課長補佐)
・坂本 有希菜(豊中市総務部行政総務課総務文書係長)
・溝越 幸子(箕面市総務部総務課長)
・宮内 隆浩(箕面市総務部総務課参事)

お問い合わせ

〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-13
(大阪大学会館内)

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